開腹手術
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入院費

術後2日目(午前:痛くて歩けない)

2022-07-22

2-開腹手術 メンタル 痛み

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(入院5日目:午前)

術後2日目の予定

目標:創痛が自制内で歩行ができる
  ● 食事は5分粥5分食
  ● 痛み止めのチューブを抜きます
  ● 日中より歩行ができます
  (初回は看護師が付き添います)
  ● 尿の管を抜きます
  ● 体を拭いて着替えをします

(入院診療計画書から抜粋)

痛み継続

私って痛みに弱すぎ?

PCAボタン押しすぎ?

ナースの目が気になります。

朝になったら痛みが少しは楽になっているはずと思ったけど変わりません。


朝一番に風船を確認しますがもうこれ以上ないほどしぼんでいて薬は残ってなさそうです。

最後の悪あがきでボタンを押してみましたがぜんぜん痛みが楽になりません。

やはりもうからっぽです。

 

食事再開

痛みが軽減されないままであまり食欲もありませんが今日から食事(5分粥5分食)が再開です。

お粥から再開なのをすっかり忘れていました。

好き嫌いをしたくないのですが、私は水分を含んでやわやわになったお米がどうしても受け入れられません。

同じ理由でリゾットや雑炊も食べられません。

高校生の時、母に「あんたなんでお粥きらいなの?」と言われたことを思いだしました。

こっちが聞きたいんですが?

嫌いなものばかり

おかずには高野豆腐がでました。

私はあまり好き嫌いはないほうだと思うのにお粥に続き高野豆腐が出るとは・・・。

これは食感がどうしてもだめです。

スポンジを食べているみたいで美味しいと思えません。

でも食べないと点滴を抜いてもらえないと思って頑張りました。

今思えば別に無理に頑張ったりしなくてもよかったのにこの時はとにかく食べなきゃと考えていました。

嫌いなものばかりでなんでこんなの食べさせられなきゃなんないの?と涙がでました。

身体の調子が悪いと気持ちもとても不安定になってしまいます。

お粥はどうがんばっても無理だったので仕方なくご飯粒を一つ一つつまんで食べました。

回診

9時すぎに知らない医師が回診にきました。

有無をいわさず「いつまでも入れておけませんから抜きます」とカテーテルをつるんと抜かれました。

抜く時の痛みはありませんでした。

これ以降の痛みのコントロールはロキソニンを頓服(1回1錠、6時間おきに1日4回まで)だそうです。

驚きました。

まだ点滴が挿入されていますので点滴から痛み止めを入れてほしいと思いました。

内服よりも点滴のほうが即効性があるのに・・・。

それにこの痛みをロキソニンだけでコントロールできるとは思えません。

しかし、医師はとっとと去っていき訴える間もありません。

歩けそうにない

午前中にナース見守りのもと歩けるか試してみます。

これでトイレまで歩ければ尿管を抜いてもらえます。

歩く気は満々ですが痛くて歩ける気がしません。 

予感的中 

歩行練習の前にロキソニンを飲んでおけばまだ少しは痛みがましだったかもしれません。

まずベッドごと頭のほうを挙げていきますがこの時点で激痛です。

でもなんとか我慢してゆっくり身体を動かしました。

痛みを我慢しやっとの思いでベッドに腰掛けました。

でも痛すぎてなんだか息が苦しくなってきました。

少しじっとしていれば治まるはずと思いましたが呼吸困難は悪化の一方で最後のほうは息ができなくなってしまいました。

気を失うかと思いました。

ナースに不信感

歩行は断念せざるを得ませんでした。

息苦しさと歩けなかった悔しさで少し泣いてしまいました。

とても落ち込んだ気分にナースの言葉が追い打ちをかけます。

あきれてる顔
あなた、ちょっとメンタル弱いんじゃないの?

と言われました。

なんですって?

確かに元からメンタルは弱いです。

それが痛みの感じ方に影響を与えているのかもしれません。

しかし・・・・・・今言う?

 

痛いのは私が悪いから?

痛みは本人にしかわかりません。

患者が痛いと言ったらそこに痛みはあるものとして対処しないといけないのではないですか?

この人は本当にナースなのか?

この状況で言われても「なにくそ!悔しさをバネにがんばるぞ!」ということにはなりません。

ただ私を落ち込ませるだけです。

一気に彼女に対する信頼はなくなりました。

追加の痛み止め使ってもらえず

ただでさえ痛かったのに身体を動かしたことでさらに痛みが増強、そしてメンタルも攻撃されるというトリプルパンチです。

ここで最初のロキソニンを内服しました。

30分たっても全然効きません。

いつも頭痛の時に飲みますが30分たてばしっかり効いています。

 

痛みが軽減しないのでナースコールをしました。

なすみ
あの、全然痛みが楽になりません・・・

と訴えましたが、めんどくさそうな顔で何やら少し考えてこう言いました。

ナース
うーん・・・、飲んでから30分くらいなんだよね
うーん・・・、あと、30分くらいは様子みてみよう
それでも痛ければ座薬かな
がっかり
・・・そうですか・・・

理解できません。

随分前に私は整形外科病棟で手術後の患者さんを看護していたことがあります。

手術直後は一番痛みが強いのです。

点滴や内服薬で30分様子みて効果がなければ次の薬を使用していた記憶があります。

でもここでは使ってもらえない。

ナースの対応も適当に感じるし、めんどくさそうにも見えます。

思いやりを感じません。

ほんとに最悪のナースだ。

「なんなんだこいつは」と心の中で悪態をつきました。

絶望ですが耐えるしかありません。

地獄の食事時間

そう思っているうちに昼食の時間。

仕方なくベッドをすこしギャッチアップしてみますが痛い・・・。

でも、もうナースコールはできません。

痛みで涙がでてきましたが歯をくいしばります。

痛みを我慢して休み休みなんとか食べました。

お粥には手をつけずおかずだけ食べました。

そして、痛みは全く楽にならず強烈に痛い。

でもあのナースには訴えたくないので我慢するしかありませんでした。

なるべく身体を動かさないようにしてやっと楽になってきます。

ナース全然ダメ

このナースはその後、痛みがどうなったか聞きに来ることはありませんでした。

私が訴えなかったからおさまったんだろうと確認もせず思ったのでしょう。

このナースは40歳前後くらいで、病棟でもベテランと言われるほうだと思います。

しかし、こんな対応しかしてくれない。

痛み止めの運用方法やこのナースの対応にこの病院はなんて低レベルなんだと思いました。

運が悪かったと思うしかありません。

もっと私に寄り添ってくれるような対応をしてもらえたら印象は全然違うものになったとも思いました。


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なすみ

このブログは私が卵巣嚢腫にかかり経験したことをまとめた記録です。


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