「良性だったら、これで受診終了だったのに」と思いながら病院へ向かいました。
半年に1度、5年間の定期受診
病理検査結果が境界悪性だったため、5年間、半年に1回の頻度で経過観察のため受診します。
きっかり半年ではなく、なんとなく半年ごとでこれ以降すこしづつずれていきました。
私の受診
- 採血（腫瘍マーカー）とCT検査（腹部）を受ける
- 結果が出るのに1週間かかるため、それ以降に診察の予約をとる
本来（内診、経腟エコーが可能）なら受診は1回で済みます。
しかし、私は痛みが強くてどうしても暴れてしまって内診をうけることができません。
そんな私の状態をみて、主治医が内診の代わりにCT検査にすることを提案してくれました。
検査と診察で2回病院に行かなければならず面倒ですが仕方ありません。
CT検査は造影ではありませんでしたが、毎回同意書が必要でした。
受診するときに次（半年後）の腹部CTの同意書を渡されました。
腹部のCTは、検査前数時間は飲食禁止です。
検査予定時間を確認して逆算して食事時間を考えなければなりませんでした。
診察
腫瘍マーカーの結果とCT検査の結果を説明されました。
先生は検査結果をプリントアウトしてくれました。
そして、腹部エコーで左の卵巣の大きさと腹水がたまっていないか確認してもらいました。
最後に次回（半年後）のCTの同意書を渡され、10分もかからず診察終了です。
予約
診察の予約は3か月前からでないととれませんので、後日電話でとります。
予約は午前中は絶対混んでいると思ったので毎回午後にしていました。
午後は待合に私以外いないときもあれば、20分くらい待つ時もありました。
診察・検査費用
仕方のないことですがエコーよりもCTのほうがお金がかかります。
採血（腫瘍マーカー）・1480円
腹部・経腟エコー・・・1590円
ＣＴ検査・・・・・・・4830円
（3割負担の金額 2014年）
私がネットで調べたところ、おそらく経腟エコーと腹部エコーとは同じ料金と思われます。
エコーとCTでは金額が倍以上違います。
1回だけならあまり気になりませんが定期受診は5年間続くので結構な痛手です。
この受診含め5年間で計9回受診したのでエコーとCTだったらどのくらい金額が違ったのか計算してみました。
1590円×9回＝14,310円
CT検査の場合
4830円×9回＝43,470円
差額29,160円
経腟エコーができていたら、医療費も節約できたのに･･･。
お金に関する書類の見方
領収証書と診療明細書
お会計をすると領収証書と診療明細書をもらいます。
はじめの頃は見方もわからないのでもらうだけもらって保管していました。
しかし、ブログを書きながらこの検査はいくらだったのか？とか
入院の食事代っていくらだったんだろう？
と疑問が出てきたので調べてみました。
ネットの解説を参考にして自分のものを見返すとかなり細かく検査や処置の金額が書かれていることがわかりました。
・領収証書
検査、投薬等おおまかに医療行為が分類されて医療費が記載されている
・診療明細書
検査、投薬等の具体的な項目とその点数が記載されている
診療明細書は興味深い。
過去のものを見返し始めたらずっと見てしまいました。
「採血」をしたら、どんな項目を調べたかまで書いてあります。
そして、その横に点数が書いてあります。
点数は1点＝10円です。
私の医療費負担は3割なので「点数×10×0.3＝支払うお金」ということがわかります。
具体的に
これが実際にもらった診療明細書です。
この日は診察はなくて採血だけです。
点数を全部足します。
290＋20＋40＋144=494点
1点10円なので
494×10=4940円
私の医療費負担は3割なので
4940×0.3=1480円
採血して腫瘍マーカーの検査をするには私の場合1480円かかるとわかります。
入院や通院を経験し、高額療養費制度・限度額適用証明書や、領収証書・診療明細書などの制度を知ることができました。
社会の仕組みを知れたような気がして勉強になりました。
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