手術をしてくれた先生(A先生)
私がもつ外科医のイメージって「威圧的で近寄りがたく、質問しにくい」というものでした。
でも、A先生はそれとは真逆のお医者さんでした。
会話も穏やかで、こちらをせかすような感じもなくて質問もしやすかった。
A先生には手術をしてもらい、その後3年間外来でも診てもらいました。
彼女が主治医でほんとによかった。
入院した時には回診で他の医師にも会いました。
どの先生もなんとなく近寄りがたくクールな雰囲気でした。
A先生じゃなかったら、聞きたいことも聞けず不安だっただろうなと思いました。
ネット検索って難しいから
「わからないことがある」ということは不安でストレスです。
私も病気のことで気になったことをネットでよく検索しました。
しかし、自分が知りたいことにたどり着かなかったり、ネットに書いてあることが自分に当てはまるのかわからないことも多々ありました。
ネットは病気の概要を調べるにはいいけど、自分の病状について知るにはやはり主治医に聞くことが一番です。
だからこそ、質問しやすい雰囲気をつくってくれたA先生が私の主治医になってくれてよかったって思いました。
A先生の雰囲気はこんなかんじ
何回目かの定期受診のとき、私はいつも通りに診察室に入って挨拶しました。
失礼します先生、こんにちは、お久しぶりです
先生は一瞬きょとんとして、クスクス笑い始めました。
・・・ウフフ・・・なんだか、あんまり久しぶりって感じがしなくて不思議!
私は挨拶しただけなのになぜか先生は楽しそう。
こんな外科の先生もいるんだって、新鮮な驚きを感じました。
別れは突然に
ある時、定期受診の予約の電話をしたら、
A先生はもういらっしゃらないので別の先生になりますと言われました。
今年もA先生に診てもらえるって思っていたから、「いない」と言われがっかりしました。
受付の人に「何曜日に受診したいですか?」と聞かれ新たな先生が決まりました。
年に1回の受診でしか会っていませんでしたが、主治医の変更はさみしかったです。
先生が病院を去る前にきちんとお礼を言いたかったな。
主治医に付いて、患者さんが病院を変えるなんて話もあるようです。
その気持ちがすごくわかりました。
二人目の先生(B先生)
次の先生は一目見て苦手だと思うタイプでした。
まず雰囲気がこわい。
疲れているのか不機嫌そうで、診察時にも私を見ることはほぼなく、ずっとパソコンを見ていました。
A先生がカルテに「内診はしない」と書いてくれているはずですがちゃんと見ているのか心配です。
なので自分から言いました。
知っていたのかどうかわかりませんがこちらを見ることなく「ああ、そうですか」と言われました。
この先生は話しやすい雰囲気を作るということを全くせず診察中ずっと無表情でした。
「毎回、CTの結果をプリントしてもらっているのでください」とお願いし、必要最低限の会話で診察終了となりました。
「これからしばらくあの先生か、いやだな」思いながら帰りました。
しかし、この先生の診察は2回だけで終わりました。
ほっとしました。
あっという間に三人目(C先生)
予約の電話をかけると
B先生はもういらっしゃらないので、新しい先生を決めますとまた言われました。
主治医ってこんなにコロコロ変わるものなんだなって思いました。
C先生はB先生を少し柔らかくした感じの医者でした。
B先生よりはマシだけど、それでも質問しやすい雰囲気はない先生でした。
のちにこの先生に腹腔鏡の手術をしてもらうことになります。
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