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受診の合間のこと(1)病院選び

2022-06-06

1-入院までの経緯 病院選び

卵巣嚢腫で開腹手術、病院選び、30代、40代、ブログ

2回目の受診で先生から手術をする病院を決めてくるように言われましたがどのように選べばいいのかわかりません。

途方にくれました。

実家の近く

当時、私は実家から電車で約2時間かかるところで一人暮らしをしていました。

医師からの手術の説明、手術当日の付き添いで患者の家族は少なくとも2回は来院してもらわなければなりません。

一人暮らし宅の周辺の病院にすると父に体力的負担をかけることになってしまいます。

その辺を考慮して入院する病院は実家付近にしようと思いました。

父のことを心配しているのではありません。

父が体調を崩したときに自分に降りかかるかもしれない面倒を心配したのです。

探し方がわからない

まったく見当がつきません。

パソコンの前にいてもなんて検索すればいいのかわからず途方にくれました。

先生の言う「大きい病院」の定義ってなんだ?

いちいち電話して「手術中に迅速病理検査をしてくれますか?」と確認しないといけないのか?

口コミは・・・

病院の口コミサイトを見てもそこがいいのか悪いのか判断できません。

クリニックならまだしも大きな総合病院だと一つの科でも複数人の医師がいます。

口コミサイトには医師の名前までは書かれていませんし、誰が私の主治医になるかなんてわかりません。

追い詰められる

1日おいたらなにかひらめくかもと思いましたがそんなことはありませんでした。

相変わらず具体的にどこにするか、どう考えればいいのか検討もつきません。

追い詰められた私はほぼ交流のない知り合いのおばさんに相談してみることにしました。

母が若い頃からお世話になっていた母の先輩で看護師であり、私も面識がある人です。

しかし、これまで連絡を取り合ったことはありませんし母のお葬式以来会っていません。

迷った挙句わらをもつかむ思いで電話しました。

知り合いのおばさんに相談

おばさんに経緯を話すと、

おばさん
卵巣嚢腫なんてよくある病気よ。
私の知り合いも片方とったけどそのあとちゃんと子供産んでいるわよ。
そんな声(暗い声)だしていないで、元気だしなさい!

と声をかけてくれました。

おばさんは合理的でポジティブな人で、弱っている心に寄り添ってくれるタイプの人ではありません。

お尻を叩いて鼓舞するタイプの人です。

わかってはいたけど、この電話でのやり取りは私を精神的に疲弊させました。

「今はそんな元気だせません」なんて言えるわけありませんでした。

どうでもよくなってきた

おばさん
あなたの家(実家)の近くで大きな病院なら○○大学病院公立△△病院でいいんじゃないの?

と言われたのでその二つで検討することにしました。

所在地を調べるとどちらの病院も実家から少し遠かったのですが考える余力はもうありません。

やっと決定

大学病院だと医学生や研修医、看護学生がたくさんいて実習で彼らに何らかの処置をされたりするかもしれません。

それはイヤだ。

病気のことで頭がいっぱいで、全く心の余裕がありません。

必要以上の人間と関わりたくないと思いました。

だったら公立病院のほうがいいなと思い、公立の病院に決めました

このときの私は気が付いていませんでしたが公立病院でも学生さんが実習に来ることはあります。

この頃、病気のことで頭がいっぱいで冷静に考えることができなくなっていたんだと思います。


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なすみ

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