これはだいたい手術を受けてから1か月間くらいのお話です。
開腹手術後の便秘はいきむと傷に響くし、腸閉塞もこわい。
未来の自分がつらい思いをしないためにも便秘対策が必要だと思いました。
私の排便事情
私はもともと便秘がちでした。
かなりいきまないと排便できず、肛門から血が出てしまうこともあるくらい硬便のときもありました。
しかし、食べすぎたり、お腹を冷やしてしまうと急にゆるくなってしまうことも頻繁にありました。
退院後の排便コントロール計画
入院中にすでに便が硬くて出にくくなっていました。
いきむと涙が出るほどおなかの傷が痛い。
薬の力を借りるしかないと思い、下剤を処方してもらいました。
退院後から手帳に「排便の有無とその硬さ」を記入し、排便がなかった日や硬便で排便が大変な日に下剤を飲むようにしました。
術後1か月で下剤を挫折
下剤を飲みなれていないので抵抗を感じます。
私は普段から便秘と下痢の波があります。
下痢の波がくる直前に飲んでしまったら効きすぎて更にピーピーになってしまうのではないかと不安が残りました。
下剤を飲むときは、毎回大丈夫かなと思いながら恐る恐る飲んでいました。
飲んでも必ず出るというわけではなくいまいち効き目が安定しませんでした。
だんだん飲んでも飲まなくてもあまり変わらない気がしてきました。
そして毎回恐る恐る内服するのも気づかれするので、自然と薬から遠ざかりました。
下剤のはなし
大腸刺激性下剤
私が処方してもらったのは「プルゼニド」という濃いピンク色の下剤で1回2錠内服するよう指示されていました。
市販されている「コーラック」と同じ種類の下剤です。
大腸を刺激して腸の動きを活発にさせ排便を促し、寝る前にのんで次の日に排便が期待されます。
しかし、飲んでも次の日に必ずでるわけではありませんでした。
塩類下剤
別の機会にもらった「マグミット」という下剤も試してみました。
市販の「酸化マグネシウム」と同じ種類の下剤です。
便に水分を含ませて固くならないようにする薬です。
しかしこれも調整が難しくて飲んだら水分を多く含む粘土みたいな便になってしまいました。
これだと一度にまとめて出せずなんだか残っている感じですっきり出ません。
ペースト状になった便はとてもふき取りにくく、お尻が痛くなってしまいました。
その後
下剤をやめた頃に職場復帰しました。
病棟の看護師は1日中病棟の中を行ったり来たりするし患者さんのおむつを交換したり着替えさせたりとにかく身体を動かします。
手術から時間がたち痛みも軽減していました。
身体を動かすと腸も動くし、おなかの痛みも軽減していきみやすくなったからかその後はあんまり便秘のことは気にならなくなったような気がします。
私の便秘対策
やっと見つけた
もともとはダイエットのために酢ドリンクを飲み始めました。
しかしダイエット効果はなし。
値段も高いしやめようかなと思っていた矢先、飲み始めてから硬い便がでてなくて痔から出血もしていないと気が付きました。
術直後に知りたかった
酢ドリンクを飲み始めて便はちょうどよかったり少しゆるいくらいでいい感じでした。
手術の直後に知っていたらもっと楽に排便コントロールできたのに。
もっと早く知りたかった。
薄めで1日2杯くらい
濃縮タイプは薄めて飲みますが私はラベルに書いてある濃度ではすっぱすぎて飲めません。
ストレートタイプで販売されているものですら薄めないと飲めません。
濃縮タイプのラベルには「酢1:水3」と書いてありますが私は「酢1:水6」にして飲んでいます。
個人的には水よりも炭酸水で割るほうがおいしいです。
だいたい朝と夕食のときに飲んでいますが、薄めて飲んでも効果あります。
私のお気に入り
私のお気に入りは「美酢(ミチョ)」です。
容量も多いので頻繁に買わなくてすむし、フレーバーもいろいろあって楽しいです。
私のお気に入りは「ザクロ」です。
「桃」を買ってみたこともありますが、甘くて普通のジュースみたいなので飲みすぎてしまいお腹がゆるくなってしまいました。
ザクロは酸味があるので、酸っぱいものが苦手な私は一度にはたくさん飲めません。
適度な酸っぱさが食事にも合うけど、桃のようにガブガブは飲めないくてちょうどよいです。
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