診察
この日は採血結果(腫瘍マーカー)とMRIの結果について説明を受けました。
私は日勤で病棟で働いていましたが診察予約時間に勤務を抜けて受診しました。
外来の廊下で不安に思いながら呼ばれるのをぼんやりと待ちます。
私も患者ではありますが、白衣を着ているので椅子に座って待つわけにもいかず廊下のはじっこに立っていました。
そうしたら外来の患者さんに「私の順番はまだなの?」と聞かれてしまい「知りません」とは言えないので受付に聞きに行ったりして待ちました。
腫瘍マーカーは陰性
腫瘍マーカーは陰性でした。
実は診察を受ける数日前に自分で結果を見ていたので知っていました。
業務に関係のない患者のカルテをみてはいけませんが自分で自分のカルテを見るのはいいだろうと思い確認しました。
カルテを開くときにそれまでになく緊張しました。
そして、「陰性」という結果でひとまずほっとしたことを覚えています。
腫瘍マーカー
このときの腫瘍マーカーの数値は今となってはわかりません。
いろんなことで頭がいっぱいで検査結果をもらうことをすっかり忘れていました。
検査された腫瘍マーカーの種類は診療明細書が残っていたのでわかりました。
・SCC:扁平上皮癌が発生しやすい子宮頸がん等の腫瘍マーカー
・CA19-9:消化器系腫瘍のスクリーニング
・CA125:主に卵巣がんの腫瘍マーカー
腫瘍マーカーの説明文の参考・引用:
江口正信他『すぐわかる 看護がわかる 検査値ガイドブック』医学芸術社、2003年1月
明らかに異常な画像
クリニックから送られてきたMRIの画像(フィルム)を見せてもらいましたが、誰がどうみても正常から逸脱した画像でした。
手術は避けられないと思いました。
腹部全体にあるはずのない丸い影が映し出されていました。
先生いわく一番長いところで20cmくらいということでした。
術中迅速病理検査
手術は術中迅速病理検査ができる病院でしたほうがいいねここではできないんだよね
手術してもらいたい病院ある?
紹介状を書くから、次の受診日までに必ず決めてきてね
私はここの病院で手術をしてもらえるだろうと思っていました。
どうしよう、手術を受ける病院て自分で探すのか・・・。
紹介してもらえるわけではないんですね。
『術中迅速病理検査』とは手術中に組織を検査して良性か悪性かなどを調べる検査です。
その結果で切除した腫瘍が何なのか把握したり、手術で切除する範囲を決めたり、病変の取り残しがないか調べたりするそうです。
病院探しという新たな課題
大学病院や大きな総合病院ではだいたいできるそうですがそんなおおまかな説明ではどのように探せばいいのかヒントにもなりません。
ましてやどこの病院がいいかなんてわかりません。
困りました。
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