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卵巣嚢腫で入院(大部屋)

2022-07-05

2-開腹手術 大部屋

7 / 23
(入院1日目)

10泊11日予定の入院です。

父と行動をともにしたくありませんが仕方なく一緒に出発します。 

入院

病院に到着したらまず入退院受付に行きました。

他の窓口は横並びに長いカウンターになっていますが入退院受付の窓口は半個室になっていて、椅子も用意されていました。

そこで事務書類を提出し、病棟へ向かいます。

時間通りの10時に到着してナースステーションに声を掛けます。

担当のナースがくるまで病棟の入口にあるソファで待つように指示されました。

少しすると担当者がきて、あいさつをされ、病室に案内される前に体重と身長をナース監視のもと測定しました。

大部屋の窓側

なるべくお金をかけたくないので病室は大部屋を希望しました。

病室は思ったよりもナースステーションに近い部屋です。

通常、病状が重い、状態が不安定、また認知症など理解力が低下していて目が離せない患者ほどナースステーションに近い部屋になります。

私の場合は開腹手術で身体の侵襲が大きいので術後にしっかり観察するためにこの部屋になったんだろうと思いました。

案内されたベッドは窓側。

廊下側か窓側かは時の運なので今回はラッキーでした。

病室へは父も一緒に移動しましたが女性の大部屋ですし、私は一人で荷物を整理整頓できます。

それにベッドの横の椅子に座って待たれても狭い空間ですから息がつまります。

ベッドの位置を一緒に確認し、先ほどの病棟の入り口に置いてあるソファで先生の手術説明に呼ばれるまで(約3時間)待っていてもらうことにしました。

「3時間待つ」とはじめからわかっていたのに父が一緒に来た理由は過去記事に書いてます。

ブログ内記事

婦人科と産科

私が入院したのは産婦人科病棟でした。

病棟の真ん中にナースステーションがあり左右に並ぶ病室を隔てていました。

産科と婦人科の患者さんは基本的には分けているようです。

私が入院したほうには大部屋に妊婦さんはいませんでしたが、個室には何名かいるようでした。

産科と婦人科はセットになっていますがすごく微妙な気持ちになります。

婦人科手術で入院した私からすれば廊下で見かける妊婦さんやかすかに聞こえる赤ちゃんの泣き声を聞くとなんだか悲しい気持ちになりました。

病棟を完全に分けて欲しいと思いました。

知られている

私がナースであることは病棟スタッフにすでに知られていました。

秘密にしておきたかったのに。

私は慢性期や終末期の患者さんとのかかわりが多く、婦人科の患者さんを看護したことはありません。

ナースだからなんでも知っていて大丈夫でしょうと思われるのも困ります。

説明されたこと、渡されたもの

ナースに渡したもの

  • 入院時データベース

渡されたもの

  • 入院診療計画書①
  • 入院診療計画書②「婦人科手術を受けられる患者様へ(開腹手術)」
  • 深部静脈血栓予防のご案内
  • 弾性ストッキング(ナースにサイズを測定され、現物を渡されました)
  • 「せん妄を予防するために」
  • 栄養管理計画についてのご案内
  • 全身麻酔で手術を受けられる患者さんとご家族の方へ(手術室ナースから)
  • 入院中に投与される予定の薬の説明書(薬剤師から)

 一番、役に立つのは

「入院診療計画書②婦人科手術を受けられる患者様へ(開腹手術)」です。

入院から退院までの治療や検査、看護ケアの内容がまとめたものです。

いつ、自分が何をされるか、何をしていいのかダメなのかわかりやすく書かれています。

入院中はこれを見ながら行動していました。

購入するように言われたもの 

  • 院内のコンビニで術後用のパンツ(おむつのように前があくタイプ)
  • 術後にあてるための使い捨てパット

手術説明

医師から術中・術後の合併症が説明されました。 

父は私の横に座っていましたが置物のようになって微動だにしません。

これまでの父の言動を考慮するとショックを受けているわけではなく人の話を聞く態度がなっていないからです。

なぜか父は祖母の話をはじめました。

おそらく自分は卵巣嚢腫のことには詳しいんですと言いたかったのでしょう。

先生は「へぇー、そうなんですか」とたまに相槌をうちながら興味ありそうに聞いているように見えましたが、間違いなく関心はなかったでしょう。

手術と輸血と病状説明書にサインして終了しました。 

大部屋の洗礼

すべての説明終了後シャワーを浴びました。

入院の日はなんだかんだあってあっという間に終わりました。

21時に消灯ですが普段はもっと遅い時間に寝ているのですぐには眠れませんでした。

やっとうとうとし始めたと思ったら、お隣のおばあさんがトイレに行く音でおきてしまいました。

廊下側のおばあさんはその後も何回もトイレに起き、そのたびにナースに介助され、耳がちょっと遠いようで声も大きい。

その物音で毎回うっすら目が覚めてしまいよく眠れませんでした。

いびきが聞こえきたり、部屋がちょっと暑かったこともあり寝心地は悪かったです。

私は冷房をきかせて布団をかぶるのが好きなのですが同室者もいますし室温を勝手に調整はできません。

大部屋での生活、予想はしていましたがやっぱりつらい・・・。


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なすみ

このブログは私が卵巣嚢腫にかかり経験したことをまとめた記録です。


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